TOEIC600点あれば後はスイスイ行ける!100万語読むための方法

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TOEIC600点。基礎はあるのに、洋書を開いても数ページで挫折してしまう。

「いつか原書が読めるようになりたい」と思いながら、購入した洋書は本棚で眠り続けている。
そんな経験はありませんか?

足りないのは才能ではなく、量と慣れだけです。

この記事では、100万語という明確な目標に向かって、ChatGPTなどのAIを活用しながら「読む体力」をつけていく方法をお伝えします。 読んだ分だけ語数を記録し、同じ文章を何度読んでもカウントする。

たったそれだけで、英語を読む習慣は驚くほど変わっていきます。


目次

  1. TOEIC600点の壁:「読めるはず」なのに読めない理由
  2. 100万語という数字が持つ現実的な意味
  3. 原書を買わずに始めるAI活用戦略
  4. 同じ文章を繰り返し読む勇気
  5. 語数を記録する行為が生み出す変化
  6. まとめ:記録という武器を持って、今日から始めよう

1. TOEIC600点の壁:「読めるはず」なのに読めない理由

TOEIC600点という数字は、微妙な位置にあります。

周囲からは「英語できるんだね」と言われる。
でも自分では「全然読めない」と感じている。

洋書を開いても、1ページに知らない単語が5個も10個も出てくる。
調べながら読んでいるうちに、ストーリーの流れが見えなくなる。
結局、数ページで閉じてしまう。

この経験を繰り返すと、「自分には才能がない」と思い込んでしまう。

でも違います。 あなたに欠けているのは才能ではなく、ただの「慣れ」。

英語を読むスタミナが、まだ育っていないだけです。
そしてそのスタミナは、「読んだ量」に比例して育ちます。


2. 100万語という数字が持つ現実的な意味

「100万語」と聞いて、途方もない数字だと感じたかもしれません。

でも、実際に計算してみましょう。

平均的なペーパーバック小説1冊は、約7万〜10万語。 ビジネス書なら、5万〜8万語程度です。

つまり、100万語は「10冊〜15冊程度の本を読む量」に相当します。

日本語でなら、1年間でこれくらい読む人は珍しくありません。

では、英語だとなぜ難しく感じるのか? それは「読むスピードが遅い」から。

最初は1冊読むのに何週間もかかるかもしれません。 でも、5万語を超えたあたりから変化が訪れます。

読むスピードが上がり始める。 返り読みが減る。 単語の意味を推測できるようになる。

そして10万語、20万語と積み重ねるうちに、気づけば「英語を読む体力」がついている。

100万語という目標は、ゴールではなく、「英語を読む習慣が定着するまでの距離」です。


3. 原書を買わずに始めるAI活用戦略

多読を始めようと決意したとき、多くの人が陥る罠があります。

それは「原書を大量に買い込む」行為。

Amazonで気になる洋書を5冊、10冊とカートに入れる。 届いたときはモチベーションが高い。

でも、1冊目を読み切る前に挫折する。 そして、本棚には未読の洋書が並び続ける。

この「積読の罪悪感」が、英語学習を遠ざけてしまう。

だから、最初は紙の本を買う必要はありません。

今、あなたの手元にはスマートフォンがあります。 そして、ChatGPTやClaude、Geminiといった高性能なAIツールが無料で使えます。

具体的な手順はこうです。

まず、読みたい本を決めます。
私自身は、”How to Win Friends and Influence People” や “Think and Grow Rich” といった
自己啓発書の原書を読んできました。

次に、ChatGPTを開いて、こう入力します。

Please summarize "How to Win Friends and Influence People" in English.

すると、AIは本の要約を数百〜数千語の英語で返してくれます

要約を読んでみて、難しいと感じたら、こう追加で指示を出します。

中学英語だけで教えてください。

AIは、中学英語レベルの単語と文法で、同じ内容を書き直してくれます。

同じ内容を、難易度を変えて何度も読む。 これだけで、理解度は飛躍的に高まります。

AIをうまく活用すれば、1週間で数万語を読み切れます。


4. 同じ文章を繰り返し読む!

多読を実践する上で、多くの人が誤解していることがあります。

それは「新しい本をどんどん読まなければいけない」という思い込み。

特に初期段階では、「同じ文章を何度も読む」方が、はるかに効果的です。

1回しか読まなかった文章は、記憶に残りません。 単語も、文法構造も、すぐに忘れます。

でも、同じ文章を5回読めば、その英語はあなたの中に定着します。

音読でもいい。 黙読でもいい。

繰り返すたびに、英語を読むスピードが上がり、理解度が深まります。

そして、ここが最も大切なポイントですが、
同じ文章を繰り返し読んでも、語数はカウントしてください。

あなたが英語を読んだ事実は変わりません。 脳が英語を処理した回数は、確実に増えています。

だから、遠慮なくカウントしましょう。

5回読めば、5回分の語数を記録する。
それが、あなたのモチベーションを支え続けます。


5. 語数を記録する行為が生み出す変化

「記録をつける」

たったこれだけの行為が、学習を継続させる最強の武器になります。

人間は、目に見える成果がないと、続けられない生き物です。

英語学習において、最も挫折しやすいのは「成長を実感できない期間」。

毎日勉強しているのに、TOEICスコアは変わらない。
洋書を読んでも、相変わらず知らない単語だらけ。

この状態が続くと、心が折れます。

でも、語数を記録していれば、確実に「積み上がっていく数字」が見えます。

今日は1,000語読んだ。 今週は5,000語読んだ。 今月は20,000語読んだ。

この数字の増加が、あなたに「前に進んでいる」という確信を与えます。

そして、50,000語を超えたあたりで、不思議な変化が起きます。

英語を読むのが、少しだけ楽になっている。 以前は苦痛だった多読が、習慣になっている。

これが、記録の力です。


まとめ:記録という武器を持って、今日から始めよう

英語が読めるようになりたい。 その願いは、100万語という道のりを歩けば、必ず叶います。

原書を買う必要はありません。 ChatGPTに要約を頼めばいい。

わからなければ、中学英語で書き直してもらえばいい。

同じ文章を何度読んでもいい。 その分、語数を記録すればいい。

あなたに必要なのは、才能でも環境でもなく、「読んだ語数を記録し続ける習慣」だけです。

今日読んだ1,000語が、明日の2,000語になり、来月の50,000語になる。

その積み重ねが、あなたを100万語へと導きます。

さあ、今日から始めましょう。 スマートフォンを開いて、ChatGPTに最初の要約を依頼してください。

そして、読んだ語数を、どこかにメモしてください。

それが、あなたの英語人生を変える、最初の一歩になります。

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