英語は「音読」で身につく|偉人が証明した最強の学習法

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英語の学習方法、結局何が正しいのかわからない。
いつも新しい方法を探して試してすぐにやめてしまう。
そんな経験ありませんでしょうか。

英語が上達する学習方法は何十年、何百年も前から存在しています

それが「音読」です

音読は、リーディング、リスニング、スピーキングに効果があることが証明されています

しかし、学校の授業では、先生の後に続いて全体で音読する以外に実施されていないのが実情だと思います。また、音読の重要性が先生自体認識しておらず、生徒にうまく伝わっていないのではないでしょうか

社会人でも英語を音読すれば英語が自然に身に付きます

この記事では、音読の効果から具体的なやり方まで、すぐに始められるよう詳しく解説します。

「音読」は意味があるのか

英語の音読は書いてある英語を声に出して読むことが基本です
繰り返し英語を声に出すことで、英語の音のパターンや文法が自然と身に付きます

例えば、文法を意識的に学習していると、
三単現のsについて悩んだり、疑問形で三人称単数はDoes、複数はDoを使うなど、
毎回頭で考えてしまうクセがついてしまいます

しかし、音読を続けていると、
以下の文章の三単現や複数形の場合にはこうなるなど、
毎回、頭で考える必要がなくなります

・He likes to play tennis.(三単現のs)
・Does she play tennis ?(三人称単数の疑問文)
・Yes, they do.(複数の応答)

何度も音読していると文法は自然に身に付きます

音読だけで英語を身に付けた偉人

音読が効果があると証明した偉人をふたり紹介します

・ハインリヒ・シュリーマン
國弘 正雄(くにひろ まさお)

シュリーマンの外国語習得方法

シュリーマンは、1800年代に生涯で18か国語以上の言語を習得したと言われています
彼も、200年近く前から学校での外国語の授業のやり方を批判しています

シュリーマンの批判(自伝より)

ギリシャ語の文法は、活用と動詞だけを学び、文法規則の勉強に貴重な時間を費やすことはしなかった。というのも、少年たちが8年以上も学校で退屈な文法規則に苦しめられ悩まされた挙句、それでも古代ギリシャ語で手紙一通まともに書けず、おびただしい数のひどい間違いを犯すのを見て、学校の先生たちが採用している方法は完全に間違っていると思ったからだ


彼は実際に使えることに重きを置きその結果、独自で以下の勉強方法を編み出しました

毎日大量に音読する — 好きな本を丸ごと声に出して読む
暗唱できるまで繰り返す — 同じテキストを何十回も音読し、完全に暗記する
ネイティブに聞いてもらう — 発音矯正のため、お金を払ってネイティブの前で朗読した
毎日作文を書き、添削してもらい、それも音読して暗記する

作文も、学習の一環に取り入れられていますが、大部分は音読であることが注目に値します
この方法で彼は1つの言語を3か月程度で実用的なレベルにもっていったと言われています


我々は、200年前の誤った勉強方法でずっと、文法や単語とにらめっこし、
英語という1つの言語も習得できずにいます

シュリーマンは、はるか昔にその誤りに「音読」で外国語が身に付くと証明してくれました

ただし、シュリーマンはドイツ人でドイツ語話者のため音読が効果があったのではないかと指摘される方もいるかもしれません。
そこで次に紹介するのは、「同時通訳の神様」と呼ばれた日本人の例となります

國弘 正雄の英語習得方法


國弘 正雄氏は、元同時通訳者で「同時通訳の神様」と呼ばれてました
彼の学習方法はシュリーマンよりシンプルです

ただひたすら読む。これだけです。

國弘氏は、この学習メソッドを「只管朗読」と命名しました

國弘氏が以下のように只管朗読を実践していました

・中学の恩師の教えに従い、教科書を500回〜1000回音読
・本人いわく、自身は2000〜3000回読んだとも
・戦後、神戸に進駐していた様々な国籍の兵士に手当たり次第話しかけ
 教科書の音読を頼んで発音を学習した
 (テープやCDがなかったため)

特に、おもしろいのは教材は「教科書」を使用していたということです
我々は、すぐに新しい教材に目移りしがちですが、
一つの教材を自分の体にしみこむまで徹底的に音読するのが上達のカギです

我々も同じ日本人として國弘氏と同レベルに音読を極める必要がありそうです

次は、効果的な音読のやり方について解説します

効果的な音読のやり方は?

音読の目的

音読は、「英文を声に出して読むトレーニング」です
そしてその目的は、「文字と音と意味を結びつけ、英語を素早く理解し使えるようにすること」です

また、最終的な目的を見失いがちになりますが、
「外国人とコミュニケーション」をとることがゴールとなります

最終的なゴールを見失ってしまうと、

・テスト(受験やTOEIC)のため
・転職、昇格のため
・音読のための音読

など、どうしても日々の学習に意欲が沸かず、
効果があるはずの音読が継続できなくなります

音読をやった結果として、外国人とコミュニケーションができる英語力を身に付けることを忘れてはいけません

音読のやり方

音読に使う教材は、一度読んで意味がわかるレベルのものを選びましょう
知らない単語だらけの教材だと、音読のたびに意味を調べることになり続きません

國弘氏が中学の教科書を使っていたように、「少し簡単かな」と思うくらいがちょうどいいです
新しい教材に手を出すより、一つの教材を体にしみこむまで繰り返すほうが効果的です

また、音読は基本的に声に出して行います
普段自分で話す声のボリュームで音読します
どうしても声が出せない場合に限り、ささやき声で音読します

最初は、スラスラ読めなくても問題ありません
同じ文章を何度も読んでいるうちにだんだんスラスラ読めるようになります


音読しているとき意味を考えたほうがいいのか?

意味を考えるべきかどうかは、
一通り意味が分かっている教材を使えば、最初から内容を理解しているため、
毎度毎度、意味を深く考えなくても問題ありません

何度も音読していれば、英語を英語で理解できるようになるため、
考えなくても意味が浮かぶようになります

まとめ

音読は、何百年も前から効果が証明されている英語学習法です。

シュリーマンは毎日大量の音読と暗唱で18か国語以上を習得し、
國弘正雄氏は中学の教科書を500回以上音読することで
「同時通訳の神様」と呼ばれるまでになりました

音読を続けることで、文法を頭で考えなくても英語が自然と口から出てくるようになります

大切なのは以下の3点です。

  • 意味がわかるレベルの教材を選ぶ
  • 同じ教材を体にしみこむまで繰り返す
  • 最終目的は「外国人とコミュニケーションをとること」だと忘れない

新しい教材や勉強法を探し続けるより、まずは今ある教材を声に出して読んでみてください
シンプルですが、それが英語上達への一番の近道です

シュリーマンも國弘正雄氏も最初から語学の達人だったわけではありません
最初は初心者でした

彼らは、音読を学習の中心に据えて愚直に続ければ、
特別に才能がなくても、数年後には達人と呼ばれる域に達することができると
証明してくれたのではないでしょうか